一般社団法人多摩大学同窓会会長 白倉 正子
多摩大学の卒業生の皆様、こんにちは。お元気ですか?
私は第6代目の同窓会長に就任しました、白倉正子(※)と申します。経営情報学部の4期で、1996年に卒業して26年が経過しました(※結婚後に苗字が変わりましたが、大学時代の名前で仕事をしているので、そのまま名乗らせていただきます)。
ところで私には子供が3名いるのですが、第一子が大学生になり、自分が多摩大生だった頃を思い出す機会が増えました。
当時の多摩大学はまだまだ無名な新設大学でしたが、古い価値観に捕らわれず、新しい事に挑戦をしようという勢いがとても魅力的でした。それに刺激をもらい、「女性トイレ研究家」という世にも奇妙な起業家?として活動してまいりましたが、そうできたのは当時の仲間や恩師の励ましのおかげだったと、感謝しております。
そんな多摩大学も、創立から33年が経過し、時代の変化に柔軟に対応しながら現在に至ります。そして卒業生は約1万人弱(正会員:3200人)になりました。仲間や恩師に再会すると、やはりエネルギッシュな人が多く、最近では大学院の方も増え、「やる気と行動力のある社会人のネットワーク」「若い卒業生と、社会の中核世代が交流できる組織」「多摩大学に『親の目線で』協力できる年代」が増えたと言えるんじゃないか?と再認識しました。
同窓会とは、「母校を顧みる機会を通じて、自分のバージョンアップができる存在」なのかもしれません。多摩大学への恩返しとして、また新しい可能性を模索できるワクワク感を、旧友や恩師と共有できる存在にしてまいりたいと思います。具体的なことは、今後お知らせしてまいります。
なお組織そのものは一般社団法人化に伴い、代議員や理事を中心に運営してまいりますが、ご協力いただける方は大歓迎です。ぜひ引き続き、よろしくお願い申し上げます。
白倉 正子
多摩大学経営情報学部4期生
<プロフィール>
1973年群馬県生まれ。高校3年の時にリクルートの「大学進学ブック」等で多摩大学や野田野田一夫初代学長の存在を知り「この多摩大学に絶対入ってみせる!」と決意。受験番号1番をもぎ取り、入学式で新入生代表挨拶をしたのが、人生最大の自慢。
在学中は望月照彦ゼミ(1~2年)、柳孝一ゼミ(3~4年)に入り、起業に興味を持つ。卒業論文で「トイレ空間の経営戦略」を書いたことがきっかけで、女性トイレ研究家になると決意。就職をせずに親の仕送りで生活しながらトイレ掃除の修行をして、トイレの研究に勤しむ、矛盾だらけの起業家人生のスタートを切った。
1998年NHK「青春メッセージ98」(作文コンクールの全国大会)に出場したことがきっかけで、野田一夫先生からの依頼で宮城大学生活指導員に就任。「第二の多摩大を作ろう!」という野田一夫先生のアシスタントを担った。
2002年に、大学時代のサークル「サザンクロス(演劇)」「とらぶる倶楽部(旅行)」で仲間だった同級生男性と結婚。3児の子育てに翻弄される。2004年「私の人生は『トイレ』から始まった!」(ポプラ社)発刊。2009年 望月ゼミ同窓会長に就任。2012年TBS「マツコの知らない世界~トイレの世界~」に出演。(一社)日本トイレ協会運営委員。日本うんこ文化学会会員。世界トイレ協会会員(日本人女性初)。夢は「トイレから地球革命!」で、トイレビジネスを世界中に展開すれば、SDGsを実現できると信じてやまないマニアックな性格。2022年7月(一社)多摩大学同窓会会長に就任。同年8月「トイレとSDGs」(柏書房)発刊(共著)。同年10月「全国トイレシンポジウム」実行委員長。多摩大学をとんがったオンリーワンの大学にするのが使命だと再認識。