「大学時代があってこそ、今の自分がある」 新村 洋一(9期生)

□現在の仕事

私は今、アフィリエイト推進部という部署に所属しています。
「アフィリエイト」とは、自分のウェブサイトに広告主サイトへのリンクを張り、利用者がそのリンクを経由して商品を購入すると、広告主から報酬がもらえるという仕組みのことです。私に課せられた使命は、このアフィリエイトシステムを使って、当社に出店している店舗様に リンクを張ってくださるユーザーさんを増やしていくことなのです。2007年の1月17日、「楽天市場」は、約1900万点の商品データベースを公開し、他サイトの運営者も楽天市場の商品を使えるようになりました。
この「楽天ウェブサービス」によって、他サイトの運営者が、自社サイト上に楽天の商品を自由に陳列できるようになり、楽天の商品を購入してもらえる機会が増えることになります。私は、このサービスを使ってくださるパートナーさんの開拓し、様々な提案をしていきます。ネット企業だけではなく、自動車会社やゲーム会社、携帯コンテンツ会社など様々なユーザ、企業と連携を取りながら、自ら仮説を立て、新しいビジネスの開発に取り組んでいます。

□大学時代について

大学時代は本当に私を大きく変える転換期でした。その理由は2点あります。
1.初めてパソコンと出会い、インターネットの楽しさを知ったこと
2.自分探しのできる環境があったこと

1点目
入学してパソコンを初めて触り、インターネットと出会い、本当におもしろいことが始まるとワクワクしました。
最初は自分がパソコンなんて使えるのだろうかと不安でしたが、授業のおかげで、逆におもしろい道具を与えられたと思うまでになったことです。この出会いによって私のあらゆる面でのフィールドが広がり、現在の仕事へと繋がっているのだと思います。

2点目
”自分探し”ができたこと
自分探しといっても、そんなに大袈裟なことではありませんが、恩師 齋藤先生からのアドバイスもたくさんいただき、自分が興味あることから考えて、行動を起こし、結果を振り返るトライ&エラーを何度も繰り返しました。まちづくりへの提案や、新宿紹介サイト運営などなど、インターネットを絡めて、いろいろと活動しました。また、講義も自分探し活動で立てた仮説が根底にあるため、非常に興味深く臨めました。

□今があるのは大学時代があってこそ

現在の仕事では仮説は何?とよく聞かれます。
”自分”を持ち、”自分の考え”を持っていないと生きていけません。

そのトレーニングができたのも多摩大時代があったからですし、行動を起こすフットワークであったり、失敗恐れずやらせてもらえる場を提供していただいたもの多摩大が最初でした。自分は何を考え、どう行動するのか?の基礎を作るサポートをしてくれた大学に感謝すると共に、OBとして胸を張ってこれからもがんばっていきたいと思います。